403 Forbiddenと表示されてWordPressにログインできないときの対処法

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海外にいるときにWordPressブログを見ることはできるが、ログインできなくなり「403 Forbidden」と表示される原因は、レンタルサーバーの設定で海外からのログインを禁止しているためです。

「403 Forbidden」表示

海外からのログインを禁止しているのは、コアサーバーの利用は国内在住が条件となっているため、通常のログインは国内からおこなわれることと、不正ログインを試みるのが圧倒的に海外からのアクセスが多いからであるとおもわれます。

なお、アクセスを禁じられているのはログインページだけなので、普通にブログを閲覧するには支障ありません。

海外からWordPressにログインする方法

ログイン制限を解除する

ログインページにアクセスするためのもっとも簡単な方法は、ログインするときだけレンタルサーバーの管理ページから海外IPのログイン制限を解除することです。ログアウト後に設定を戻すのをお忘れなく。

サイト設定 > ツール/セキュリティ > WordPressログイン制限

WordPressログイン制限

すべてのWordPressのログイン制限

WordPressログイン制限

VPNを使う

VPNサービスを使って日本国内のVPNサーバーを利用すれば、WordPressへログイン接続は国内からのアクセスとなるので、海外IPのログイン制限をそのままにしてログインすることができます。

しかも、VPNを使えばデータ盗聴の危険性のある公衆 Wi-Fi からでも安全にアクセスすることも可能です。

VPN サービスの種類

VPN サービスは有料ソフトウエアのほかに無料で使える実験的なVPNネットワークや、アプリ内広告がある代わりに無償になっているものもあります。

無償で使える VPN としては、VPN Gate 筑波大学による公開 VPN 中継サーバープロジェクトが有名です。

どの VPN サービスでもすべて安全とは限りません! WordPress へのログインはもちろんのこと、メールの送受信や銀行取引などでパスワード送信などをおこなう場合は、安全かどうかわからない VPN サービスを使うことは控えましょう。

VPN サービスの安全性をいかに判断するのかはむつかしいですが、アンチウィルスソフトウエアなどを開発しているインターネットのセキュリティ企業なら名もなきサービスよりは信頼性は高いと考えられます。

個人的にはノートン、カスペルスキーは使ってみて問題ありませんでした。現在はカスペルスキー セキュアコネクションを Mac とスマートフォンで使用中です。

各国のVPNサーバーでIPアドレス変更可能

kaspersky

公衆 Wi-Fi を使うときは必須な VPN ソフトウエアですが、VPN サーバーに接続するとネットの回線速度は遅くなるのでもともと安全な会社や家庭内のネット回線などでは使う意味はありません。私はログイン制限が効いているかなどの確認に使うことが多いです。

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